せっかく組んだ美プラは、写真でもかっこよく、かわいく残したい。
ただ、撮ってみると「前髪の影で顔が暗い」「武装は明るいのに表情が見えない」なんてこともあります。ポーズは決まったのに、写真にすると何か違う。美プラ撮影の難しいところです。
今回は、もとログの撮影で使っているカメラや照明と、最近試している撮り方を紹介します。

撮影ブース トルハコ背景シートをポップスタンドで吊り下げて簡易ブースに。

メインライトVL200Bi+90cmソフトボックス

ChatGPTにて配置図を生成。 おおよそこんな感じで設置しております。
撮影に使っている機材
手元の主な撮影機材はこちらです。すべてを毎回同時に使う、という意味ではありません。
| 分類 | 使用機材 |
|---|---|
| カメラ | ①iPhone 18Pro、②Canon EOS Kiss X9 |
| レンズ | ②Canon EF-S60mm F2.8 マクロ USM |
| 撮影アプリ | ①標準カメラアプリ/M CAMERA |
| 撮影背景 | トルハコシートをポップスタンドで吊り下げ |
| 照明 | スティックライト2種 |
| 最近試している照明 | 200W光源 ウランジ VL-200Bi |
| 光をやわらげる機材 | 90cmソフトボックス K&F CONCEPT ソフトボックス |
| 光の補助 | レフ板 ピノスタジオ https://www.amazon.co.jp/dp/B0D8SBKXCV |
| 写真の編集 | GIMP |
背景シートは下記の大理石を主に使用。
トルハコ|コトブキヤ製品情報ポータルサイト|フィギュア・プラモデル・ホビー|壽屋
ポップスタンドは100均で自作しても良いですし、高さ調整できるやつだと便利です。

レフ板は何でも良いですし、百均で自作してもよいですが、二つ折りで自立するタイプだとスペースは占めますが、撮影する際微調整しやすいです。
照明については、200Wの光源にソフトボックスを付けたり、天井に向け、反射した光とレフ板で撮る方法も試しています。
撮影はiPhoneと一眼を使い分け
撮影には、iPhoneと一眼レフのEOS Kiss X9を使い分けています。EOS Kiss X9に組み合わせているレンズは、EF-S60mm F2.8 マクロ USMです。
iPhoneと一眼、どちらもブログの写真に使っています。ここでは、一眼側で使っているマクロレンズの特徴も紹介します。
美プラのレビューでは、全身のシルエットだけでなく、顔や武装などの細部も見せたいところ。マクロレンズは、そうした細かな部分に寄って撮るときにも使えます。
一方で、近づけば近づくほど、ピントが合って見える範囲は狭くなります。顔に合わせると手前の武器がぼけたり、武器に合わせると顔がぼけたり。何を見せる写真なのかを決める必要があります。
レビューの説明写真なら、見せたいパーツが分かることを優先。ポージング写真なら、手前の武器をぼかして奥行きを出すのも一つの方法です。
しかし、スマホ側は撮影から画像の編集まで一連でお手軽に処理できるため、マクロレンズを使わない場合はほぼスマホで撮ってしまってますね・・・。
照明は、明るさだけでなく「顔に届いているか」
美プラの撮影で悩みやすいのが、前髪や武装による顔の影です。
全体は十分明るくても、目元だけ暗くなることがあります。この状態で写真全体を明るくすると、白い装甲や肌など、すでに明るい部分の階調が失われることも。
そこで確認したいのが、ライトの強さだけでなく、光の向きです。
- 前髪の下まで光が届いているか
- 武器や腕が顔への光を遮っていないか
- 顔を明るくしたことで、ほかの部分が白飛びしていないか
ライトを増やす前に、一つずつ位置を変えて影を見ると、どの光が効いているかを確認しやすくなります。レフ板も、置くだけで必ず顔が明るくなるわけではありません。模型との距離や角度を変え、反射した光が届く位置を探します。


上図はソフトボックス+レフ板に顔ライト有り無しを比較。
撮影条件 iPhoneにてM CAMERAというマニュアル設定できるアプリを使用しております。
ISO 100・シャッター速度1/500秒・WB 5057K
斜め45度のソフトボックスだけだと、どうしても前髪の影で顔が暗くなるため、下から顔回りを照らしてお顔をくっきりさせております。
ソフトボックスで光をやわらげる
照明まわりでは、ソフトボックスも使っています。ライトの光を拡散し、模型に対して広い面から光を当てるための機材です。
影の輪郭をやわらげやすい一方で、ソフトボックスを付ければ顔の影がすべて消えるわけではありません。光を当てる方向に加え、模型から見た発光面の大きさも影のやわらかさに関係します。距離や角度を変えながら、顔と全身の見え方を確認するのがポイントです。




撮影条件 先ほどと同様に iPhoneにてM CAMERAを使用しております。
ISO 100・シャッター速度1/500秒・WB 5057K
ソフトボックスは光を拡散し、被写体に当たる光量は減るため暗くなりますが、光の当たり方は柔らかくなります。特に、顔回りのテカリと影、腕の光の線がなめらかになっております。
また、水着や装甲などの光沢面には、発光面がハイライトとして映り込みます。明るさだけでなく、ハイライトが入る位置や形にも目を向けると、質感を調整しやすくなります。
撮影後はGIMPで必要な部分を調整
撮影時に光を調整しても、顔だけ少し暗く残ることがあります。そうした写真を補正する際には、GIMPを使っています。
顔だけを明るくすれば、背景や武装の明るさを大きく変えずに、表情を見せやすくできます。ただし、補正が強すぎると顔だけ浮いて見えるので、全体を見ながら調整するのが大切です。
具体的な手順は、こちらの記事で紹介しています。
これから詰めたいのは、光の使い分け
現在はiPhone 18 ProとEOS Kiss X9+60mmマクロレンズを使い分け、ライト、ソフトボックス、レフ板を組み合わせて撮影しています。
次に詰めたいのは、顔を明るく見せる光と、肌や水着、武装の質感を見せる光の使い分け。全体が明るく写っていても、それだけで狙った写真になるわけではありません。
同じキットでも、ポーズと光の当て方で印象が変わるのが撮影の面白いところ。撮影環境も少しずつ見直しながら、作例を増やしていきます。

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